こんにちは。
JR「糸島高校前駅」南口すぐの【リーチ歯科 伊都の杜クリニック】です。
 
子どもの歯が生えたら「歯磨き粉デビュー」が、おすすめです。
なぜなら、乳歯は大人とくらべてむし歯になりやすく、むし歯の進行も早いからです。
 
そこで、むし歯のリスクを少しでも下げるために、フッ素（フッ化物）配合の子ども用歯磨き粉で、歯を強化することをおすすめしています。
 
今回は、「子どもの歯磨き粉の選び方」や、赤ちゃんから子どもまでの「歯磨きのやり方」と「仕上げ磨き」についてお話しします。
 
 

子どもの歯磨き粉の選び方

子ども用の歯磨き粉を選ぶときは、次のポイントを基準にしてください。

・フッ素が配合されている（※子ども用と記載されているもの）
・研磨剤が不使用である
・子どもが好むフレーバーである

 
子どもは、使用できるフッ素濃度が決まっています。
2歳は900〜1000ppmfの歯磨き粉を1〜2㎜程度、3〜5歳は5㎜程度、6歳以上は1400〜1500ppmfの歯磨き粉を1.5〜2㎝程度、歯ブラシにつけましょう。
 

（参照：厚生労働省：e-ヘルスネット「フッ化物配合歯磨剤」より） >

子どもの仕上げ磨きはいつまで必要？

歯科医の多くは、永久歯が生え揃うまで、仕上げ磨きすることを推奨しています。
じつは、5〜9歳までのむし歯の割合は2.5％であるのに対し、10〜14歳のむし歯の割合は、31.7％と急増しています。
この年代でむし歯が急増する主な原因は、歯の生え変わりの時期であることから子供の歯と大人の歯が入り乱れていて、磨き残しが多くなるからです。

（参照：厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」P10表8 より） >

 
できれば、小学校を卒業する頃までは仕上げ磨きを続け、お子さんがきちんと磨けているかチェックしてあげられるといいですね。
 
 

年齢別に特に気をつけたい仕上げ磨きの場所

年齢別に、特に気をつけたい仕上げ磨きの場所は、次の通りです。

・1歳ごろは、「前歯」の歯と歯の間や「歯のつけ根」を丁寧に磨く
・1～3歳ごろは、奥歯の溝やかみ合わせのある歯を丁寧に磨く
・4～5歳ごろは、「奥歯」の歯と歯の間を丁寧に磨く

 
歯と歯の間や、奥歯などは、むし歯になりやすいので、意識して仕上げ磨きを行ってください。
 
 

上手に仕上げ歯磨きする秘訣

上手に仕上げ歯磨きをする秘訣は、次の通りです。

・ヘッドが小さく、毛先のやわらかい歯ブラシを使う （柄の細いタイプがよりベスト）
・子どもを仰向けにして、お口の中がよく見える姿勢で仕上げ磨きをする
・歯ブラシが歯ぐきに当たらないように片方の手（指）で守って歯ブラシを細かく動かす
・子どもが好きなアニメやキャラクターなど楽しい話をする
・仕上げ磨きが終わったらたくさん褒める

お子さんの機嫌がいいときに、できるだけ短時間で仕上げ磨きを行えるようにしましょう。
 
 

仕上げ磨きと歯磨き粉で子どもの歯をしっかり守ろう

糸島高校前駅から徒歩1分のところにある「リーチ歯科 伊都の杜クリニック」では、仕上げ磨きのコツについてもアドバイスを行っています。
 
院内はバリアフリー設計になっているため、ベビーカーや車いすはそのままご利用いただけます。
また、土曜も17時（2023年10月現在）まで診療しており、11台の駐車スペースもございます。
お子さんの歯磨きでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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